ランドスケープの構造体

概要
国立公園の端に位置する,音楽や屋外彫刻を中心とする新しい芸術の発信地であるティペット・ライズ・アート・センターに制作された一連の作品群.30の異なる建築が計画され,2021年までに雨風から守るシェルターとパフォーマンススペースを兼ねた3つが建設された.これらの建築は,自然と調和するために原初の要素に立ち返る.堆積,浸食,風化,結晶化,圧密,変成作用などの地殻変動のプロセスは,ランドスケープから構築物を育むために再解釈される.コンセプトが具現化された模型を3Dデータに変換し,構造設計を行う.設計に基づいて大地を構造体の型枠として成形し,コンクリートを流し込む.養生後に掘り出された構造体は大地に据えられる.それらはランドスケープから生まれ,それに秩序を与え,物質を居住可能な空間に変換して,敷地を構成する荒々しい美に満ちた大地で新しい建築の集合体となる.
所在地
  • 米国
掲載誌
新建築 2025:09
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