聴竹居 藤井厚二 第五回自邸

概要
建築家藤井厚二(1888〜1938年)の設計によって、1928年に建てられた藤井の自邸。現在は、本屋(1928年)、閑室(1928年)、茶室(下閑室、1931年)が残る。2016年に竹中工務店が土地と建物を藤井家より引き継ぎ、2017年に国の重要文化財指定を受けた。2018年の大阪北部地震、台風21号の被害ののち、保存活用計画を策定。本屋・閑室・茶室の保存修理、放水銃などの防災施設整備、観光拠点整備事業としての外構庭園整備が行われ、今回、竣工当時に甦らせた。
所在地
  • 京都府
掲載誌
新建築 2023年7月号
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