父子の家

概要
母屋の隣に建主の父が自身で建設したハナレを息子家族の住宅にする計画。既存躯体が木造と鉄骨造の混じった複雑な構造であったため、すべて解体するのではなく骨組みを残し、それを新しい外皮で覆う設計とした。構造は新設部分で成立させながら、既存部分にもわずかに鉛直力などを預け、また既存と新設の間に小さな隙間のような空間を生むことで、大きく開けた窓から古びた柱や梁、垂木などを通して光と風を取り入れる。
所在地
  • 埼玉県
掲載誌
住宅特集 2023年1月号
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