谷万成の家
神家昭雄/神家昭雄建築研究室
- 概要
- 昭和初期に建てられた離れを住居へ、マスカット栽培の温室をアトリエへ改修する計画。離れはもともと平屋で6畳二間続きの和室だったところを居間、食堂、台所とし、物置であった場所に水回りと階段を納めている。また台所の天井高を抑え、小屋裏を利用して寝室をつくった。温室は長手方向に約18mあったところを5, 460mmで切り、切断面にエントランスを設けている。床に煉瓦を張り、壁にスギ板や一部野石を積んだほかは基本的に手を加えず、既存の状態をそのまま生かしている。
- 所在地
- 岡山県
- 掲載誌
- 住宅特集 2011年6月号
- 関連リンク
- 新建築ショップ