貝沢の家
藤野高志/生物建築舎
- 概要
- 築38年の藤野氏の実家を、設計に8年、施工に1年半をかけて改修した。屋根の中央部分、その下の2階および1階床を撤去して、屋根をペアガラスのトップライト、床を真砂土舗装としている。改修することで過去と現在を連続した状態とし、これからも手を加えていきながら住み続けていく。その連続性を示す表現として、古材と新材を同等に扱いグラデーションに塗装したり、布やペンキ、ベニヤを仕上げ材に用いて、手を加えやすい状態をつくり出している。
- 所在地
- 群馬県
- 掲載誌
- 住宅特集 2016年2月号