旧富岡製糸場西置繭所保存整備事業

概要
富岡製糸場は,2014年に繰糸所,西置繭所,東置繭所が国宝に指定.西置繭所は,1872(明治5)年開業時に建設.今回,保存修理,整備活用,耐震補強を一体にして事業が行われた.1階は,鉄骨フレームと1階天井面の水平剛性を補う強化ガラスからなるボックスにより補強.2階小屋組の水平構面は炭素繊維ストラッドにより,可逆性を考慮し補強.
所在地
  • 群馬県
掲載誌
新建築 2021年3月号
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