- 概要
- 西川材の製材とCLTパネルを適材適所に組み合わせ,軸組工法を主体とした計画で,新旧の木質構造技術を融合した先進的な構造計画として,CLT建築実証支援事業として採択されている.商工会議所は,CLT平行弦トラスが10mスパンで架かる.トラスの上下弦材に用いた120mm角のヒノキ製材,トラスの斜材にあたる厚さ36mmのスギJパネルは,地域材である西川材により製作された.開口部には西川材の組子格子耐力壁.他,西川材を用いたCLT折版構造やレシプロカル構造など,木造の提案がなされている.
- 所在地
- 掲載誌
- 新建築 2020年11月号
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