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昭和電工(大分県立)武道スポーツセンター
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能勢修治+浜橋正+長田純一/石本建築事務所 山田憲明構造設計事務所(木造屋根構造設計)
概略
昭和電工ドーム大分(本誌0107)に隣接するスポーツ施設.ハンドボール2面,バスケットボール4面,バレーボール5面,柔道8面,剣道8面を同時開催可能な81×40mの規模のメイン競技場と柔道と剣道が2面同時開催可能な道場を3つ直列に配置した構成の武道場,交流の土間,トレーニング室,貴賓室,更衣室,器具庫などが入る.メイン競技場の架構は大分県産スギの製材を利用.上弦材・下弦材・束材ともに12×24cmのスギ製材をH型鋼のように組み合せて構成した木造トラス梁を2.575mピッチで約40本連続する.武道場の架構は上弦材を12×24cm,下弦材を18×12cm,束材を10.5cm角のスギの角材を組み合せて構成したシンプルな木造トラス梁が1,875mmのピッチで約50本連続する.階高5mの位置にコンクリートスラブを突き出すことによって延焼を防ぎ,すべて木造の屋根架構を実現している.
所在地
日本 | 大分県
掲載誌
新建築 2019年10月号 104P