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概要
親世帯の住む母屋とガレージの間に建てた子世帯の住まい。プライバシーや日当たりなど母屋の住人の生活環境をできるだけ変えないよう配慮し、外形が決定されている。 対角線に折り上げられた屋根や、建物と同様にコンクリートで仕上げられた家具によって、3階の一室空間は身体スケールの小さな場所が連続する空間となっている。建築と家具の分節を不明瞭にすることで、モノが機能を負った存在である以前の物質として存在し、物質と身体の自由な関係を生み出すことを意図している。
所在地
  • 東京都
掲載誌
住宅特集 2011年2月号
関連リンク
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