法的規制を受ける丘陵地に建つ住宅。環境の良い南側にRCの壁を設けるのではなく、崖から安息角が確保できる距離をセットバックし、開放的な室内を実現している。 住人の作品を展示する雛壇を前面道路側に設け、その形状を住宅のファサードに現し、さらに外部のエキスパンドメタル製の雛壇へと連続させ、ウチとソトが曖昧となるような建ち方が意図されている。

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住宅特集 2010年12月号 134P