MATSUBARA

概要
両側に建築家の設計した住宅(木下道郎「松原のduplex」、小谷研一「松原の家」)がある敷地に建つ都市型の狭小住宅。両側のファサードの性質を読み解き、建築群としてのまとまりと、住宅地での建ち方を意識し、屏風のように折れ曲がった、サイディングで仕上げられたファサードをもつ。歪な平面形状の内部では、敷地の狭さからくる閉じた印象を克服するために、フロアにレベル差を設け、床と家具などの水平面を同ラインに設定することで、別々の要素をひとまとまりとして形成している。
所在地
  • 東京都
掲載誌
住宅特集 2008年8月号
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