小川町の家

architect水澤工務店一級建築士事務所

address埼玉県

住宅特集2008年2月号 132P

敷地は北西側急な下り斜面で、手つかずの自然の山に接している。当初、北西の斜面を建主が埋め立て、平地部分を増やす予定で配置計画をしていたが、種々の理由により造成は中止され、当初の敷地形状で再設計することになった。外観は、小庇、土庇といった、安易な和の要素は一切使わず、屋根全体を大屋根の重なりだけで構成した。軒先を低くしたい個所は、大屋根を葺き下ろすことで、十分な軒の深さも確保している。離れの和室(応接室)は、真壁構造の開放的な空間の代償として、耐震性が劣る欠点を補うため、柱の畳から下の長さを長くし、十分な足固めをして、柱それ自身が自立する掘立て柱のような構造としている。

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© Shinkenchiku-sha / 新建築社
住宅特集 2008年2月132ページ
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