通天閣免震化

概要
1912年に建設された初代通天閣.その後,地元の有志の協力で1956年に内藤多仲によって設計された通天閣を免震化する試み.改修にあたっては南海トラフ大地震などの災害に備えての耐震性の向上,登録有形文化財として外観の維持,工事期間中の営業の安全・継続の確保が求められた.そこで,改修範囲が基壇部に集約され,外観に与える影響を最小限に留めることができる鉄塔建造物の中間階免震構造による耐震改修工事を施している..
所在地
  • 大阪府
掲載誌
新建築 2016年3月号
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