SUS静岡工場実験棟

概要
アルミ製ミニマル居住ユニットt2の集合タイプ(12戸タイプ).t2の活用方法のひとつとして提案された.ユニットはいつでも移設できることを前提に,鉄骨骨組みに差し込むだけのスケルトンインフィルの考え方を採用.クレーンでユニットとレールを吊り上げ,骨組みにスライドして挿入する.今後,施工性・居住性の検証実験を行う.家を固定物として捉えるのではなく,「部屋」という最小単位に切り分けて,家族構成や住む場所の変化によってユニットを増やしたり減らしたり,あるいは動かしたり,自由自在に居住スペースを構築することを目的としている.
所在地
  • 静岡県
掲載誌
新建築 2013年2月号
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