敷地は宅地造成区域の端に位置し、南側は傾斜を活用した公園が広がる。不整形の敷地に沿って雁行する2階建てのヴォリュームを建ち上げ、公園からのアプローチと連なる階段状のテラスを配置。1階の室1・2はテラスからもアクセスできる。内部に間仕切りがほとんどなく、1階においては断面プロポーションの差異が立体的な奥行きを生む。

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住宅特集 2022年11月号 56P