正南面させたメインヴォリュームに対し、玄関と車庫、和室と書斎を納めたそれぞれのヴォリュームは南西の前面道路に対して正対させ、扇型の平面を構成。開口部側の表動線と、水回りを繋ぐ裏動線を設え、回遊できるようにしている。庭に面する開口部際の壁柱は構造を担保し、蓄熱体を埋め込んでいるため、窓際の環境を安定させる。

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住宅特集 2020年7月号 48P