敷地は穏やかな内海の海岸近くにあり、東に山を背負う小高い丘に建つ。海と緑の両方の景色を同時に取り込めるように、4つの傾斜屋根を風車のように架け3角形のハイサイドライトを4面に設けている。梁・垂木・野地板上部架構はすべて現しとし、フローリングや塗装一般的な建材で仕上げた床や壁の下部構造と対比させ、屋根の動きを強調する。

日本 | 千葉県

住宅特集 2019年9月号 126P