KAH

概要
既存の煉瓦の擁壁と一体となるように建物を構成している。プランはほぼ正方形の平面に機能をもった3つのコアを挿入することで空間を緩やかに分節し、南北を切り欠くように設えたテラスにより光を採り込むと共に内外を緩やかにつないでいる。全体は対角線上に棟を設け、棟に対してほぼ直交するように垂木を架けた切妻形態の大屋根で覆われる。また4隅の高さを変えることで、高さ方向にも多様な居場所をもたらしている。
所在地
  • 熊本県
掲載誌
住宅特集 2013年3月号
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