風の間

概要
首里城近くの斜面地に建つ。高床の南北に開放された空間は下方から吹き上げる風が吹き抜け、強烈な陽射しを遮るべく、雨端といわれる深い軒下空間が設えられている。また光と周囲の目線を適度に遮る効果を期待してワイヤーネットによる壁面緑化が行われている。年に数回訪れる強烈な台風と折り合いつつ、木製建具を用いるなど自然の豊かさと寄り添う空間づくりがなされている。
所在地
  • 沖縄県
掲載誌
住宅特集 2012年12月号
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