須波の家
藤本寿徳建築設計事務所
- 概要
- 敷地は東に瀬戸内海を望み、西に遠く山並みを見ることができる住宅地。平屋にシェル構造の屋根をかけることで、海側に対して開きつつ、山側に中庭を設けることで広く恵まれた環境を取り込んでいる。屋根はスラブ厚は120mmのシングル配筋。鉄骨フレームを補助的に用いつつ、かつXY方向にバランスよく鉄筋コンクリートの耐力壁を配置ことでフレームも細くしている。シェルの中央を支える柱も支柱のように働かせることで細くし (100×60、100×100) サッシに組み込むことで、内外のつながりを曖昧にしている。
- 所在地
- 広島県
- 掲載誌
- 住宅特集 2011年6月号
- 関連リンク
- 新建築ショップ