空の記憶

概要
彫刻家のための別荘。ワンルームの空間ながら、おむすび型のプランが角の部分でつながりくびれをつくり出すことで、さまざまな居場所がつくり出される。中庭には中庭の形に合わせて建て主が製作した彫刻作品 (「雨の記憶」) が設えられ、内部からそれを眺める。施工に関しては、柔らかい断熱材を鉄筋でサポートする型枠により、曲面の多い基礎工事を簡便化したり、手作業で削り出された木材のプレカットの高い精度など、工務店のアイデアと技術が大きく貢献している。
所在地
  • 岐阜県
掲載誌
住宅特集 2011年1月号
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