藤久保の家

概要
前面道路側が南面し、南北に設けた単純な水平連続窓による開口構成が特徴的な住宅。3階では、ベンチ程度の高さの腰壁をもつ天井の半分の高さの南面の開口と、北面の屋上テラス空間に向けた全開口とすることで、外に対してわずかに閉じながら、テラスに対して開かれた立体的な中庭型の空間構成となっている。1、2階の階高を極力抑え、各階を少ない段数でつなぎつつ、道路斜線制限内で3階のヴォリュームをできるだけ確保するため、天井高を1階で2,100mm、2階で2,250mm、3階では3,750mmと設定されている。
所在地
  • 埼玉県
掲載誌
住宅特集 2009年7月号
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