都心に建つワンルームの町家 大塚の家

概要
平面の中央につくられた吹抜けで各フロアは南北に分けられている。この家では家族に干渉し、干渉されることが普通であり、自分以外の家族同士のコミュニケーションも他人事にならない住まいの構造を立地条件に誘導される形態と重ね合わせることが考えられている。住宅という機能性を1枚の布団のように折り畳み、家族間に壁を設けずに個々の領域と穏やかな干渉をつくり出すことが試みられた。
所在地
  • 東京都
掲載誌
住宅特集 2007年12月号
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