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概要
1階と2階の座標系を回転させることで、上下階で壁の向きや位置が異なっている。1階では外周壁と間仕切りの角度の違いによるさまざまな形状の室が、互いに見え隠れしながら連続している。上下階で壁が交差する箇所を探して柱を通し、梁の応力負担を軽減させ、地震力はすべて外周壁で抵抗させることによって解決した。この簡単な操作によって、主体構造に鉄を使っていない木造住宅であるにもかかわらず、吹抜けも含め非常にダイナミックな内部空間が実現している。
所在地
  • 茨城県
掲載誌
住宅特集 2007年11月号
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