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北畠の家
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竹原義二/無有建築工房
概略
西側の敷地から続く庭を余白として残し、L字型の建物で囲い取っている。そこで生まれた道路レベルとの1.5層分の高低差を利用し、地面を掘り込んで基礎を兼ねた半地階を設け、生じた残土で地盤を盛り、その上にヴォリュームを立ち上げている。内部空間は吹抜けを配しながら家族室を中心にひとつながりの空間を構成している。各室からの視線は、T字型に刳り貫かれた吹抜けを介して家族室へつながり、いったん緩衝させてから庭へと立体的に導いている。
所在地
日本 | 大阪府
掲載誌
住宅特集 2007年9月号 121P